GuRuRA(グルーラ)とは

iPad向けに開発した学術論文読解支援アプリです。

生成AI(GPT)を活用したリーディングガイドや読者の読んでいる文を特定できるデジタルリーディングルーラーなどの機能によって、論文の読み進めや論文内容の理解を支援します。

スクリーンショット

主な機能

リーディングガイド
  • 冒頭から最後まで節ごとの理解目標と振り返り問題で、論文の読み進めと理解の確認を支援する機能です。
  • 画面左下の「リーディングガイドの理解目標と解説一覧」機能で、これから読む節の理解目標と振り返り問題、振り返り問題の解説を確認できます。
  • 各節の要約文や重要語タグクラウドの利用を促す設計になっています。
デジタルリーディングルーラー
  • 読書用の定規をiPadに実装したものです。ルーラーの上側の行を読み、下に動かしながら本文を読み進めます。
  • 読者が今読んでいる文(注目文)やその前後の文をリアルタイムで特定する機能があり、特定した注目文がルーラーの上に白い文字で表示されます。
  • 特定した注目文を使うことで、読んでいる文に合わせて自動で翻訳を表示したり、ボタンを押すだけで今読んでいる文の解説を表示したりします。

その他の機能

注目文の翻訳

特定中の注目文の翻訳を表示する機能です。数秒の待ち時間のあとにGPTに生成させた翻訳を表示し、カウントダウン中に原文を読んでもらう設計にしています。

はてなボタン

注目文の言い換え、注目文中の語句の解説、注目文前後の流れをまとめて表示する機能です。読み進めて理解が困難になった場合に利用します。

集中読みスイッチと振り返り要約文

集中して読む間にオンにするスイッチです。オンに切り替えた後にルーラーで読み進め、きりの良いところでオフにします。 オフにしたとき、オンの間に読んだ文章を振り返る要約文を表示します。

WebおよびGPT検索

意味を調べたいテキストについて、Googleの検索結果とGPTによる解説を1画面内に並べて表示する機能です。WebブラウザとしてSafariを用いています。 GPTの解説の正確さをSafariで確認しやすくなります。

各節の要約文

節ごとの要約文により、論文全体の流れの把握を支援する機能です。リーディングガイドで節を振り返るときにも表示されます。確認したい節にページジャンプする機能も備わっています。

重要語タグクラウド

論文中の重要語を重要度(1〜3)に応じた大きさで表示し、タップすることで重要語の論文内容を踏まえた解説を確認できる機能です。リーディングガイドに表示された重要語の意味をすぐに確認できます。

メモおよびハイライト

リッチテキスト形式の簡易的なメモ機能と、PDFへのハイライト付与を行える機能です。ハイライトした箇所はリスト化され、タップすることでPDFの該当箇所へ移動できます。ブックマークのように利用できます。

PDF見比べ

閲覧中のPDFを画面下に表示し、上下2つのPDFビューアにより見比べることができる機能です。図表とそれを説明する本文が別々のページにあるときも、1画面に収めて閲覧することができます。

発表情報

電子情報通信学会技術報告 2025年12月

iPad向け学術論文読解支援アプリの改良とリーディングガイドの導入

堺陸斗、金澤輝一、上野史、太田学(岡山大学、国立情報学研究所)

GuRuRAの通常版について書いた論文です。

発表文献を見る
SNPD2025 Summer-Ⅱ 2025年7月

An iPad Application to Support Reading Comprehension of Research Papers Using GPT-4o

堺陸斗、金澤輝一、上野史、太田学(岡山大学、国立情報学研究所)

DEIM2025で提案したGuRuRAのプロトタイプ版に関する国際会議論文です。

発表文献を見る
DEIM2025 2025年3月

GPT-4oを利用したiPad向け学術論文読解支援アプリの実装

堺陸斗、金澤輝一、上野史、太田学(岡山大学、国立情報学研究所)

GuRuRAのプロトタイプ版について書いた論文です。

発表文献を見る
IMCOM2025 2025年1月

Support for Reading Comprehension of Scholarly Papers in Japanese Using ChatGPT

堺陸斗、金澤輝一、上野史、太田学(岡山大学、国立情報学研究所)

DEIM2024で提案したWebブラウザ用の学術論文読解支援手法に関する国際会議論文です。

発表文献を見る
DEIM2024 2024年3月

ChatGPTを利用した学術論文読解支援の一手法

堺陸斗、金澤輝一、上野史、太田学(岡山大学、国立情報学研究所)

Webブラウザ用の学術論文読解支援手法について書いた論文です。

発表文献を見る

GuRuRA Demoの試用

GuRuRA Demo

注意事項
  • GuRuRA Demoは、GuRuRAの操作感を体験していただくことを目的としたデモアプリです。
  • GuRuRA Demoは無償でダウンロードでき、各機能の操作感を試せます。iPadなどの機器代、アプリのダウンロード等にかかる通信費は利用者の負担となります。インストールできる推奨環境は、下記をご確認ください。
  • GuRuRA Demoでは、OpenAI APIの送受信機能を除外しています。AIを使う機能は、事前にGuRuRAで生成させたものを組み込み、実際の待ち時間や表示のされ方を再現しています。GuRuRA Demoでは、リーディングガイドと各節の要約文、重要語タグクラウドはGuRuRAと同等のものを表示します。注目文の翻訳は、ほぼ全文に対して表示しますが、再生成には対応していません。はてなボタン、集中読みスイッチの振り返り要約文、WebおよびGPT検索のGPT解説部分は、事前に生成させた1回分の要約あるいは解説のみ表示します。
  • GuRuRA Demoでは、アプリに組み込んだサンプルPDF(日英1本ずつ)のみを対象とし、任意のPDFを開いて利用することはできません。
  • デモ版の配布および試用は期間限定(2026年内を予定)です。一度ダウンロードしても、一定期間後に起動できなくなります。
  • 利用規約とプライバシーポリシーに同意の上でご利用ください。

📄 利用規約・プライバシーポリシー

📱 ダウンロード(TestFlight)

推奨環境
iPadOS 26.0以降を使用しているiPad。画面サイズ10インチ以上がおすすめです。
※macOS 26.0以降を使用している、Apple シリコンを搭載したmacでも試用できます。

問い合わせ・よくある質問

問い合わせ・相談先メールアドレス

メール: グルーラハイフンcontact nii.ac.jp
※半角英字にしてご送信ください。
返信までに日数を要する場合があります。利用規約やプライバシーポリシーを確認の上、ご送信ください。

よくある質問

OpenAI APIを用いている機能とそのモデルは?
リーディングガイド、注目文の翻訳、はてなボタン、集中読みスイッチの振り返り要約文、WebおよびGPT検索のGPT解説部分、各節の要約文、重要語タグクラウドで使用しています。
リーディングガイドの2節以降はGPT-5.1-mini、注目文の翻訳機能はGPT-4.1、リーディングガイドの1節までとその他の機能はGPT-4.1-miniを用いています。
デジタルリーディングルーラーの注目文の取得は、iPad内でローカルに処理しています。
※GuRuRA Demoでは、事前にこれらを用いて生成させたデータを組み込んでおり、Demo利用時にAPIの送受信は行いません。
論文1本あたりにかかる金額は?
GuRuRA Demoに用意したサンプル英語論文(約5500Words)で、リーディングガイド、各節の要約文、重要語タグクラウドの生成にかかるコストは0.10ドルほどです。これら3つの機能は、主に論文の長さによってコストが決まります。
注目文の翻訳を全文に対して行ったときのコストは0.24ドルほど、その他の生成AI機能を数回ずつ使った場合のコストは0.10ドルほどになります。これらの機能は、使用回数によってコストが上下します。注目文の翻訳のモデルをgpt-4.1-miniにすることで、上記の0.24ドルは0.06ドルほどに抑えられます。
※GuRuRA Demoは無償で利用できます。
Demoではない通常版GuRuRAの公開予定は?
本特設サイト公開時点(2026年3月)では、通常版GuRuRAの公開は予定しておりません。
開発者の卒業に伴って、運営や保守が困難になることが一因です。そのため、GuRuRA Demoも約1年間の期間限定公開となっています。